不動産の相続登記。放置するとどうなる!?
不動産の名義変更を放っておくと・・・
ご相談者 Aさん
お父様が亡くなり、預金の手続きはしましたが、
不動産はそのまま何もせず放っておきました。
「(相続登記)不動産の名義変更はすぐにしなくても良いらしいし、放っておこう」
さてどうなってしまうのでしょうか。
~10年後~
お父様の不動産は誰も住まわなくなり空き家に。
しかし、そこで買い手が現れました!
でも・・・
③売却するためには「必ず」相続登記(不動産の名義変更)が必要!
そして・・・
相続登記は 相続人全員で「遺産分割協議」を行う必要があります。
相続人が変わると話が変わってくる事も
お父様が亡くなった時は、兄弟の間でAさんが不動産を相続するという話でまとまっていましたが・・・
売却するときには、Aさんの兄弟は父が亡くなった後に亡くなり、相続人の範囲が広がっていました。
その兄弟の事前約束など知らないAさんとは縁遠い人間同士で話し合いましたが、結局まとまらず、 売却代金を全員で分けることになり、Aさんの手元にはわずかな金額しか手元に残りませんでした。 |
すぐに相続登記をしていれば、こんなことにはなりませんでした…
「うちの不動産どうだったかな?」「うちは大丈夫かな?」とご不安な方はお気軽にご相談ください。早めの対策が大切です!
動画で解説!
相続登記を放置して陥る事例は動画でも解説しています!
この動画では相続登記を放置する事によってお嫁さん(息子の妻)が相続人になってしまった事例を紹介していますので是非ご覧ください。
この記事を担当した専門家
司法書士法人C-first
司法書士
江邉 慶子
- 保有資格
司法書士 相続アドバイザー 2級FP技能士 行政書士 宅建士
- 専門分野
相続 遺言 生前対策 家族信託
- 経歴
大学卒業後、不動産会社に勤務。自身の祖父の相続経験から「相続争いになる人を減らしたい」という想いがあり司法書士試験にチャレンジし、合格。平成27年7月から「司法書士法人C-first」に入所。入所時から相続を担当し、相談件数400件以上。セミナー講師も務め、生前対策の大切さを伝える。