相続登記を途中から専門家に任せたケース
ご利用プラン
相続登記サポート
登場人物
Aさん
祖母
父
姉
叔父
叔父
従妹
従妹
相談内容
「祖母が亡くなったので自分で相続登記を途中までやってみたが行き詰まったので相談したい。」とAさんが相談に来られました。
Aさんは祖母から遺された家族で代々引き継ぐ土地の相続登記を進めていましたが、その過程で一つの難問に直面していました。
相続人はAさんを含め5人で、姉、叔父、従妹2名がいます。
Aさんが進める手続きの中で、相続人全員の戸籍が必要だという事に気づきました。
しかし、日本の法律上、直系親族の戸籍しか取得できないというルールが存在するため、Aさんが取得可能な戸籍は祖母と父だけで、姉、叔父、従妹の戸籍を取得することはできません。
また、各相続人に遺産分割協議書に記名押印をしてもらい、印鑑証明も取得してもらう必要がありました。
Aさんは相続登記の手続きを全て自分で進めようとしましたが、相続人全員からの協力が必要なこの点で行き詰まったのでした。
そこで、Aさんはシーファースト相続相談窓口にお越し下さったのでした。
私たちはAさんに、戸籍取得や印鑑証明の取得を全て代行可能であることを説明しました。
また、相続登記の他に、遺産分割協議書の作成や、名寄帳を取って他に不動産が持っていないか調査、未登記家屋がないか、法定相続人が正しいかを確認する等の業務も代行できることを伝えました。
Aさんはこれらの説明を聞き、安心した表情を見せ、「自分で手続きをやろうとすると法務局に何回も行かないといけないし、時間もないから全部お願いしたい」と言い。
我々はAさんの要望を受け入れ、相続登記全般の手続きを受任いたしました。
解決までの流れ
受任後、すぐに戸籍の過不足を確認し、従妹と叔父の戸籍の請求を開始しました。
一通り戸籍を集め予想外の相続人がいないかを確認し、続いて名寄帳を市役所から取り寄せ、他に相続手続きが必要な不動産が無いか確認しました。
そして遺産分割証明書の作成を進めると同時に従妹と叔父に連絡を取り、今回の相続についての意思確認を行い、遺産分割証明書への押印が必要な事と印鑑証明書を取得して頂きたい旨を伝えました。
各相続人に遺産分割証明書を送付したところ、どの相続人の方もスムーズに押印済みの遺産分割証明書と印鑑証明を返送くださいました。
同時にその他の必要書類の作成、委任状、登記申請書などの作成も進めました。
この間、途中経過をAさんに報告し、書類が集まるごとに彼の安心感を確認しました。
そして最終的に全ての書類が揃った段階で相続登記の申請書を法務局に提出しました。
このような流れで複雑で行き詰まっていた相続登記の手続きでしたが、私達が代行しスムーズに完了することができたのでした。
まとめ
今回の相続手続きは第一順位だったものの代襲相続が発生しており必要な戸籍が多く、また相続人も多かったため連絡を取り合う手続きも多くありました。
そのため自分で手続きを進めるには手続きの仕方を調べるだけでも大変な労力だったと思います。
また必要な戸籍の中には遠方の物も多くあり収集には時間がかかりました。
シーファースト相続相談窓口にお任せ頂ければ書類の収集、作成を迅速に行えますし、他の相続人との必要なコミュニケーションを円滑に行うノウハウもあります。
また財産調査もプロが行いますので漏れがありません。
あなたの貴重な時間と労力を節約するやめにも相続でお困りの場合はシーファースト相続相談窓口にお問合せください。
途中まで集めた戸籍は無駄にならず、料金にも反映されますので無料相談でお話頂ければと思います。
この記事を担当した専門家
司法書士法人C-first
代表社員
山内 浩
- 保有資格
代表社員司法書士 家族信託専門士
- 専門分野
家族信託 相続 遺言 生前対策
- 経歴
司法書士法人C-firstの代表を務める。平成6年4月に貝塚市にて開業、平成25年4月には合併を経て事務所名をC-firstに改名。高齢者の生前対策について新しい財産管理承継ツールである家族信託などを活用して、高齢者の生前対策に最適なプランを提供する。