お世話になった親戚に財産を譲りたいと相談に来られたケース/岸和田市
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家族構成
依頼者:Kさん
推定相続人:なし
相談内容
Kさんは、財産として、岸和田市内にある土地と建物及び預貯金をいくらかお持ちでした。
そして、Kさんは、未婚でお子さんもおらず、ご両親もご兄弟(未婚・子なし)も既に他界されていました。
もし今Kさんが亡くなれば、Kさんには配偶者・子・親・兄弟がいない為、Kさんの相続人は誰もいないことになります。
この場合、Kさんの遺産は、基本的には国のものになります。それならば、自分が亡くなったら、お世話になった親戚に自分の財産を譲りたいと、ご相談に来られました。
解決までの流れ
1.内容を説明し、公正証書遺言を書くことに。
遺言を書くことをお勧めし、遺された方の手続きがスムーズで、さらに、公文書としての効力が高い「公正証書遺言」を作成することになり、当事務所で受託することになりました。
公正証書遺言を作成する際には、証人2名が必要であり、専門家の方が良いとのことでしたので当事務所の司法書士が証人立ち会いもさせて頂くことになりました。
そして、当法人で、公証人と事前打ち合わせをした上で、公正証書遺言を作成し、当日、Kさんと当事務所の証人2名が一緒に公証役場に行き、公正証書遺言を完成させました。
2.遺言書も無事完成し、ご相談者様も安心しておられました。
慣れない公証役場との手続きに関して、専門家が入ってお手伝いさせて頂くことで、Kさんにも「安心して進めることが出来た」とおっしゃって頂きました。
ポイント
遺言は、財産をたくさんお持ちの方のみが書くものではありません。
遺言を書きたいなぁと漠然と考えているが、なんとなく不安であったり、一歩踏み出せない方は、お気軽に当事務所にご相談にお越しください。
この記事を担当した専門家
司法書士法人C-first
代表社員
山内 浩
- 保有資格
代表社員司法書士 家族信託専門士
- 専門分野
家族信託 相続 遺言 生前対策
- 経歴
司法書士法人C-firstの代表を務める。平成6年4月に貝塚市にて開業、平成25年4月には合併を経て事務所名をC-firstに改名。高齢者の生前対策について新しい財産管理承継ツールである家族信託などを活用して、高齢者の生前対策に最適なプランを提供する。